税理士の視点 ~ハマちゃんのミカタ~

経営者論Ⅱ

2017-10-28 (土)

明確な答えが見い出せないとき、ある種の絶望感を感じたことがないでしょうか。

いきずまって頭の中が真っ白になり、これ以上私に何を求めてるのかと自分を

追い込んだことがないでしょうか。

経営者は一度や二度いえ、始終このような恐怖にさいなまれています。

中小企業の経営者だけではありません。大手企業の経営者も同様のもしかしたら

もっと大きな孤独感をいつも感じながら仕事をしているのではないでしょうか。

私のクライアントの経営者からもよく訴えるような悲鳴に近い言葉を聞くことが

度々あります。

私はいつも言います。「社長だけではないですよ。経営者はみんな悩んでいます。」

私もクライアントの力になれるよう一生懸命考えます。

私が何をすればクライアントが楽になるのか。

私は何を与えることが出来るのか。

そう、私も経営者だから。誰よりもよくわかっています。

まずは経営者が生き生きと仕事ができるようでなければ会社の幸せはありません。

経営者が幸せに働いていただくために私は、様々な角度から提案をしようと

勉強と研究と実践を繰り返し経験と実績を得ています。

経営者の皆様、共に頑張りましょう。

大廃業時代を考える

2017-10-17 (火)

今月初めに日経新聞の朝刊1面に掲載されていた記事です。

記事によると2025年に6割以上の経営者が70歳を超える。

そして後継者難から廃業する会社が続出するというのである。

現状でも中小企業の127万社で後継者不足という状態にある。

60歳以上の個人事業主の7割は自分の代で事業をやめると

答えているという。

自社のクライアントを鑑みた時、60歳以上の事業主さんは

あまりいません。跡継ぎが一緒に働いていたり、すでに息子さんに

代表を譲って会長になって働いていたりされています。

ただ、10年先15年先には60歳になってそろそろ現役引退

を考える時期にくる事業主さんはたくさんおります。

その後、日本の中小製造業が危ないという記事も掲載されていました。

製造業での働き手が減少している。それに伴い技術力も低下している。

若年者が製造業で働きたがらない。気が付けば60歳以上のそろそろ

引退組がまだまだバリバリ働いていたりする。

この60歳以上者がいよいよ引退する頃には跡継ぎがなしで廃業を

余儀なくされるということなのです。特に製造業にこの傾向が顕著です。

日本の成長は製造業なしでは語れない。日本人が丁寧に綺麗に作ってきた

製品が国内でも海外でも売れ続けた。そして大企業を支えてきた。

ネット社会になってネット上だけで商売が成立する時代を迎えた。

人と対面して顔を見ながらコミュニケーションをとるという人本来の自然

な姿はそこにはない。

顔を見ながら話すところの思いやりや気づかいそういうものをネットは排除

してしまう。だから、自己中心になってしまうのもしかり気に入らなければ

やめてしまうことが横行する。

こういう全く冷たいものの中で仕事をしても生き残ることは不可能と感じる。

少なくとも私のクライアントのみなさんはそういうことがないように

みんなが100年企業を目指せるように私の力で守りたいと思っています。

経営者論

2017-09-30 (土)

先日、実家のある地元中小企業の町、東大阪の友人の社長が

経営者の会でスピーチをするから来ないかと連絡があり、

それは是非にということで参加してまいりました。

その友人とは趣味の会で知り合いかれこれ10年近くになりますが

その頃はお互いまだまだ経営の上では発展途上な感じで彼は会社

では専務というナンバー2の立場、私も独立して4年目ほどでやっと

自宅事務所から現事務所に移転し人を雇用し始めた頃でした。

10年という歳月は私たちを変貌させました。

彼は、社長となり様々なピンチを乗り越えポジティブシンキングで

どんどん成長していきます。

彼のスピーチの中で頷かされた言葉があります。

「どんな出来事が起ころうともすべてのことは自分に起因している。

人のせいにしない。人を責めない。自分に振り返って考えてみる。」

確かにそうだ。従業員のミスや思い通りに動かないことにイライラして

その人を責めたり顔色を変えたり態度に表したりしてしまう。

おそらくどの経営者も同じようなことをしている。

しかし、従業員がミスをしたこともそもそも経営者の指導不足ではないか。

思い通りに動かないこともその従業員とのコミュニケーション不足では

ないか。そして、理解させて納得して動いてもらうことが経営者の役割

ではないか。

経営者もそんなに完璧ではない。偉そうにしていてもそれまでに沢山の

ミスをおかしている。そして、自分で何とかフォローして学んでいる。

それを積み重ねてちょっと人より出来る人みたいになっている。

ただ、経営者は従業員のことを誰よりも何倍もよく見ている。

だから、手を抜いていたりグチっていたりしていることも、反対に

真面目にコツコツ頑張っていたり、どうしたらこの仕事がうまく捗る

かを考えながら努力していたり..そういう姿は何気なくしっかり見ている。

また、経営者はやはり人一倍よく働き常に会社のことを考えている。

彼の経営者としての心がけや従業員に対する思いなど勉強させられたこと

も大いにありまた、私も経営者として自分スタイルで頑張ろうと思いました。

最後に友人の彼が学生のころバーテンダーでその後クラブのマネージャー

やってたなんていう過去はその時のスピーチで明かされ、知り合ってから

そんな気配も感じさせなかった彼に感服でした。

事業承継について

2017-09-09 (土)

今年に入り、当方クライアントにおいて社長交代の事業承継が連続しています。

社長70歳が区切りと言ってもよいでしょうか。

息子さんにまたは長年下で働いてきた社員さんへと継承されています。

事業承継は、役員変更登記を行い各役所への届け出で完了しますが、その他に

前社長の退職金や株の贈与等事業承継以外に考えなければならないことが発生します。

役員退職金ですが、ここで活躍するのが役員保険です。

役員になったときから長年掛け続けている場合、月々の掛金によりますが、

44歳で社長になった方は26年ほど掛けていることになりますので解約すると

結構な金額になります。44歳とは・・男性の方は後厄を抜けた年に社長就任と

いうことでしょうか。

もちろん、保険解約となればそれが掛けていた時は経費となっているので入金時点

では、経費の割合が収入としてプラス計上されてきます。

そう、皆さんがご理解いただいているようにここで、退職金として経費計上をして

その解約分の収入をプラスマイナスゼロかもしくはこの機会にマイナスをだすことも

可能となるのです。社長の長年の功績に対してまとまった金額の退職金の支給をすること

は本人にとっては一つの達成感であり、会社にとっては会社継続への感謝のしるしであり、

そして前社長家族にとっては今後の生活を安心して過ごせる糧となるものであります。

退職金で、海外でゆったり過ごすかまたは日本の温泉巡りへと出かけてのんびりするか。

しかし、退任された社長さんたちが一様におっしゃることは、まだまだ全てを任せるには

ちょっと早いし無理、無理。退職日としている翌日もいつも通り会社に出勤されてる中小

企業の前社長様たちです。

PC休養日

2017-08-15 (火)

夏になるとなぜか体重が落ちます。

食欲減退というかあっさりしたものですませてしまうという日々が

数日続くとたちまち減量してしまいます。

熱中症にもかかりやすくなりますし、夏によく頭痛に悩まされます。

暑いことと頭痛は無関係ではあるのですが、いつも夏に発症するので

おそらく体力が弱っているときにおこりやすいのかもしれません。

頭痛が1日続くので、脳外科で診察してもらったことがあるのですが

レントゲンの結果、キレイな脳ですと医者様に言われ安心しました。

また、知人の医者様にも脳神経がやられていたらまともに話ができな

くなるし、起き上がれないし、歩行困難になるし、発熱もするし、、

そんな症状一切ない頭痛はパソコンの操作過剰で神経が高ぶってしまって

るんじゃないの~?と軽く言われました。

確かに3時間くらいぶっ通しでパソコン入力に没頭していることも時々

あります。それを連日続けると脳神経が常に緊張した状態になっている

のかもしれません。

その状態でなおかつ体力減退となればもう片頭痛極まりない。

私たちにとってパソコンはなくては生きていけないものとなっています。

特に私たちの仕事はパソコンがすべてと言っても過言ではありません。

そう、すべての書類はパソコンを使用して作成しています。

今後も益々パソコンに頼る社会となっていくことでしょう。

人間の身体もそれに合わせて疲れないような工夫をしていかなければ

なりません。

脳に異常がなくても頭痛という何らかの異常を発症しているわけで

パソコンからの完全脱却の日を設けなければならないかもしれません。

そう、このようなお話を深夜2時にに黙々と綴っている私はすでに

パソコンと親友というか中毒と化しているのかもしれません。

みなさんは頭痛を発症していませんか??

明日はパソコン休養日にしよう。そして、しっかり食べよう。

大学講師生活完遂

2017-07-30 (日)

昨日で大学での講義がワンクール完了しました。

この4月から縁あって京都のとある大学に講師として参上しておりました。

本業の合間にちょこっとという感じでと考えていましたが、本気で勉強し

真面目にレジュメや練習問題を考えていたら知らぬ間に朝になっていた

こともありました。

この講義参加の学生、どう感じているかがわからぬまま4ヶ月...

自分としてはガッツリ&みっちり学生に叩き込んだつもりです。

それを面倒だ厄介だと感じた学生諸君は多々いただろうけど自信をもって

いいます。"真面目に取り組んだ学生の将来は明るい" それほど実務に

則した講義を展開したつもりです。

私としては改めて私の本業に対する正確かつ積極的な理論に厚みができて本当

に良い勉強をせていただきました。

ということで、若い学生との初戦にピリオド。

女性税理士事情

2017-06-18 (日)

今日は久しぶりに仕事ではなく友人に会うために京都に

行ってまいりました。

毎週京都には行っていますがすべて仕事で行くのでプライベート

で行くのは滅多にないことです。

たまに食事会や飲み会で京都に行きますがやはりそれも仕事の話

になります。

日曜日の京都はやはりやたらと人が多いですね!

祇園花見小路は相変わらずのワールドシリーズです。

昔パフェを目当てに足を運んでいたお茶の有名店の喫茶室もいまや

ワールド観光客に占領されています。

今日のランチは2回目の花見小路を逸れたイタリアン。

町屋風の外観が好きなのですが食事はTHIS IS ITALIAN 

で創作ってないところが私は好きです。

オリーブオイルを使った前菜と正統派ピッツア、メインはトマトソース

またはオリーブオイルとニンニクを使ったシンプルパスタ。

ケーキにコーヒーまたは紅茶。

丁度いい加減です。

今日は予約を入れていったのでソファ席で静かな場所に案内してもらって

気が付けば3時間半も友人と話をしていました。

プライベートでこんなに話し込むことも滅多にありません。

その友人とは同じ専門学校で勉強し一緒に税理士試験に合格しました。

京都在住で私とは離れた地域で仕事をしていますが、勤務税理士という

立場となっています。

女性税理士でも子供がいればやはり子供中心に自分の仕事をセーブしな

ければなりません。今、彼女もその時間のやりくりに奮闘しています。

税理士業は責任の重い仕事です。クライアントの経営の一端を担っている

わけですから、ハイここまでで話は終わりにして家帰りますね..。という

わけにはいきません。私も22時23時になることはざらにあり独立して

からは自分の時間があってないような生活を送ってきました。

となれば、ママさん税理士はやはり勤務して最終責任は負えない立場と

ならざるを得ません。しかし、女性税理士でも優秀な人はたくさんいて

ホントはもっともっと活躍してほしい気持ちでいっぱいです。

子供を一番に考えることは母としては当然のことです。

でもここを何とかクリアして社会貢献してもらえないのかともどかしさ

を感じます。

本来、その友人は私よりも優秀でバリバリ仕事をして多くの中小企業の

未来を明るくすべき人なのに日本社会の縮図がまだまだここに問題が

あるような気がしてなりません。

以上のようなモヤモヤ感はありますが、とにかく・・・

当事務所は女性チームでがんばります。

クライアントの皆様! 応援よろしくお願いします☆

窮すれば通ず

2017-05-27 (土)

5月は連休があるため平日が3日つぶれます。

連休中は従業員さんたちはもちろん休んでいますが私は毎年仕事を

しています。勤務時代からゴールデンウィークに遊びに行くことは

なくなりました。3月決算5月提出の法人が年間で一番多くこの

タイミングでチェックを入れておく必要がありますし、ある程度の

数字を把握して税金の概算を見積もっておかなければなりません。

また、この時期に自分の普段読みきれていない書籍を読んだり冊子

を整理して一日過ごします。

今期は結構利益を上げ、大きな税額を出してくる会社が多かったと

いうのが最終的な感想です。少しでも景気が良い波が沸き立ってい

るのでしょうか。

それだけにいつもより税金が大きくなると社長さんの気分も穏やか

ではなく「エッなんでや!」になるのです。売上あがってますし..

経費使ってませんし..。役員保険加入嫌がったし..。期首に役員報酬

増額しときましょ ってお話したら社会保険上がるし所得税も市民税も

上がるからいややっておっしゃったし..。税金で払うのいやだったら

税理士の決算報酬増額してくださいって言ったらそれは話が別やって

わけのわからんこと言われるし..。

こういうときは 話になりません。何を言っても税金高いがインプット

されているわけですから、税金が下がらないと納得されないのです。

しかし..私たちは真摯に経理事務を行い、早い目に対策を考えそれを

お話しているわけで、自信をもって仕事を全うしています。

それに対応しなかった社長責任はどうなんだと追及したい思いです。

私はいつもこの言葉を胸に仕事をしています。

「窮すれば通ず」

精神さえしっかりしていれば必ず運命は開ける。

すべては、志をたてること、精神的に豊かな人物であること。

今は苦しいかもしれないけれど長期的な目で見て誠実に取り組んでいけ

ば答えはでるでしょう。そしてやがて道は開けるでしょう。

今後この社長と長いお付き合いをすべきかどうかは思案中です。

お互いにストレスなく仕事をしていけるのは信頼関係の構築がまずは

一番という結論です。

気が付けば4月末でした

2017-04-28 (金)

3月15日で個人の確定申告が終わり3月末の法人の申告を

無事終えた後、4月は比較的早い時間に帰宅しております。

今月は必要に迫られ改めて会計学を勉強することとなり基本テキスト

を読み込みながら原点回帰の日々を過ごしております。

税理士業務に携わっていると当然のように仕訳を入力し、

当然のように財務諸表を作成しています。それが、どういった

意味をなしているかなどと一つ一つ確認作業はしません。

確認せずとも身についているから仕事中に会計学を引っ張り出して

理論を述べることはどこの税理士もしてません。

しかし、今更ながらひたすら会計学のスタンダードテキストを

毎日読んでいるといろんなものが見えてきます。

従業員に対してもきっちりと説明できますしこれがどういう理由

でこうしいるかなど明確にすることができます。

税法の研修会はあっても会計学の研修会まして基礎編なんてなかなか

ないもので、あったとしても参加してなかったでしょう。

「財務会計」第13版 ・・・ 勉強させていただいています!

という他愛もない何も話題のない4月でした…。

税理士の先輩

2017-03-25 (土)

所属している税理士会の枚方支部では広報委員会という役割に

携わっています。

独立して枚方支部に所属した年から広報委員をしていて広報

活動に参加しています。

例えば、広報誌を作成したり税理士の名簿を作成したりするのが

主な役割です。

当初は何をすればよいかわからずに先輩諸氏にレクチャーを受け

ながらその通りに作業することに徹していました。

メンバーは男性税理士、女性税理士合わせて7名だったと思います。

その時、広報委員会のボスをしていた先輩税理士には税理士の仕事

についての様々な体験談や意見をお伺いしたことを覚えています。

すでに大きな事務所を構えておられ従業員も数名雇用されておられ

ましたが、家族がすでにいたにもかかわらずサラリーマンから転職

した不安だった話。クライアントとどう向き合ってきたかという

先生のポリシー。面倒見のいいボス先生はこちらの質問に面倒がらずに

丁寧に答えてくださいました。そういう姿勢がクライアントさんたちに

信用を得ているミソなのかなぁと感じたものでした。

あれから13年を経て現在私は広報委員会で先輩税理士と同じ立場と

なっています。

あの頃の先輩税理士のように面倒見がいいとは言い難いですが

与えられた役割に対しては責任をもってやり遂げる。忙しいという理由を

言いわけにしない。というスタンスで粛々とこなしています。

13年前に教えを受けたことは今でも私の身についていることは確かです。

3月21日ご逝去されました。合掌。

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