現場力

2011-04-12 (火)

10年前に読んだ本がある。

「この現場力がすごい」日経ビジネスが雑誌に掲載した記事をまとめた本である。

日本の大企業および中小企業の復活劇が記されている。

帯の見出しには「あきらめるな日本!どっこい現場は生きている」とある。

10年前はどうだったか。日々の仕事に追われ忘れかけている。

10年前も日本は不況だったのだ。

まえがきには「日本ハム三井物産、東京電力の企業不祥事が続発し、トップの辞任

が相次いでいる。」とある。

10年前にも東京電力に不祥事がおこっていたの!?忘却の彼方であった。

あらためて読んでみると、様々な企業が存亡の危機を脱出して立て直しを図っている。

企業はそうそうたやすく倒れないのだと感銘する。

ただ、それには力強いエネルギ-と卓越した能力が必要だ。

企業を救う知恵は社内のどこに埋もれているかわからない。現場こそその知恵の宝庫である。

組織の論理で社員を抑え込めばやる気よりもやらされ感が蔓延しせっかくの知恵を死蔵する

ことになる。

現在、日本人は黙々と働いている。お花見宴会を控え夜の飲み会を控えゴルフコンペを控え

御祭り事はとりあえず延期とされている。国民感情を重視する日本人ならではのおくゆかしさ

である。「経済活性のために宴会を飲み会を御祭り事を決行しましょう。」と言われるが

宴会、飲み会で騒ぐという意味でなく今こそ食事をしてお酒を飲んで会話をしようということ。

メディアばかりの情報を仕入れていないで、みんなで集まり情報を共有しあい話し合うこと。

そして現場力は社員たちの危機感が現場を動かし会社の原動力になる。

経営者は経済復興の今この時期に社内をもう一度見つめなおし現場に視点を置いた経営と

いうものを作り上げなおさないといけない。

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